配色テクニックでよく使われる補色配色と類似色相配色の説明をします。
補色とは色相環の反対側に位置する2色による配色です。色相環の反対にあることから、コントラストが付けやすいため、目立たせたい部分などでよく使われたりします。
色相環で2色を選ぶ場合、その位置関係を角度で表すことがありますが、補色の場合は正反対の位置にあることから、180度の配色ということになります。ただし、通常はそこまで厳密には考える必要はありません。だいたい180度くらいの色相同士を選べればよいでしょう。
補色配色を作る時は、2色を同じトーンから選ぶ必要はなく、色相が補色の関係になっていればよいのです。片方の色を明るく、もう一方を暗くすると、明度の差も付くため、はっきりとした配色になります。逆に明度が近い色の補色を選ぶと、ギラギラして見えたりすることもあるため注意が必要です。
類似色相とは、近い色相同士の配色です。似た色の組み合わせで統一感が生まれ、容易にまとまるので、配色の基本と言えます。こちらも補色配色と同様に、どのトーンから色を選んでも構いません。
類似色相を角度で表すと、同じ色相を0度として、45度くらいまでの色相を類似色相と呼びます。その中でも隣り合わせの色相は隣接色相と呼ぶこともあります。
この辺りは特に細かいことを覚えなくとも構いませんが、ここでは似た色を合わせるのが配色の基本で、必要に応じてアレンジを加えると、配色をしやすいと覚えておきましょう。
配色例を見て気づかれた方もいるかもしれませんが、2色を並べた場合、色の三属性(色相・明度・彩度)の差が大きいと配色ははっきりし、小さいと穏やかな印象になります。これらを調整することで、色の印象をコントロールすることも出来ますが、それはまた別の機会に説明することにします。